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麗かな憂鬱・時の鐘よ鳴れ

人生の時の時々の楽の調べ、詩、歌、声、旋律。記憶の瞬き、心の赴くままに。

カーペンターズ / スーパースター CARPENTERS / SUPERSTAR (1971年)

Posted by chouchou on   0 comments   0 trackback

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私個人のこれまでの人生を振り返り、音楽というものが如何にいつも傍に居てくれたことだろう、と。まだ小学生の幼き頃の洋楽というと、先ずはカーペンターズとなる。母にお小遣いを貰ってシングル盤を購入したのが最初。近所の女の子と一緒に選んだシングル・レコードは「イエスタデイ・ワンス・モア」だった。実は、ほとんどその女の子が好きで選んだもので、経緯は覚えていないけれど、結局そのレコードは彼女の物となった。凄く好きな曲だった様で、一緒に聴いたりもしたけれど、何故かその女の子の聴き入る姿が蘇る。

まったく、カーペンターズについての予備知識ゼロの私は、それから中学に入るまで洋楽より歌謡曲ばかり聴いていた。そんな頃、カレン・カーペンターの死去のニュースを知る。拒食症が原因だとか、テレビでも伝えていたように記憶している。優しい歌声が今も浮かぶけれど、当時は動画など観たこともなかったので、ジャケットに写る姿でしかカーペンターズを知らなかった。兄と妹だったということも後から知ったこと。

洋楽が大好きになるのは「ビートルズ」からで、ラジオばかり聴いては録音していた。お陰でテレビ世代なのに、テレビっ子では早くに無くなっていて、友人たちとの懐かしい会話について行けない事もしばしば起こる所以。ビートルズはボックスを母が買ってくれたのだけれど、自分の意志で、お小遣いで最初に買ったレコードもビートルズだった。また後日そんなノスタルジーも。

「今日のノスタルジー♪」はカーペンターズで一等好きな曲かな、と思っている「スーパースター」という曲。1971年のシングルだなんて!知った頃にはカレンはもういなかった。私の洋楽との絆が深くなるのは80年代に入ってからなので、一昔前の、70年代の洋楽や映画など、あの時代の空気のようなものに憧れ続けている。幼き日々の風景と共に、異国に夢を馳せていたのは、カーペンターズのアメリカではなくヨーロッパだったけれど。

youtubeに「スーパースター」の動画があり感激!90年代に入り、カーペンターズのトリビュート・アルバムが発売された折に、この大好きな「スーパースター」をカバーしていたのは、これまた大好きなニューヨークのロック・バンド、ソニック・ユースのサーストン・ムーアだった。そのカバーも最高なのだけれど、今日はカレンが歌う名曲「スーパースター」(レオン・ラッセルとボニー・ブラムレットによる作曲)を。

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